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「田中理恵が始球式ってなんぞ。場内アナウンスの仕事で縁があったとかそういうのか、あの太ももに短パンか」と思ったら体操の方だった。クソが。
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そういえば今やってるハヤテ4期だけど、ヒナギクが氷(?)の剣出すやつ、その設定アニメのどこかで語られてたっけ?3期の時にも出してて気になってたんだけど。
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HGUCゾゴック出るんじゃん!!!!!ゾゴックゴッグオペレーション(頭部のブーメランを飛ばしながら)
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という訳(?)で、ここから下はビビパン一色ですわよ。(当方“ビビパン”で統一しています)
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ビビッドレッドオペレーション見た。最初から「評判悪い」「面白くない」という目で見れば十分楽しめるアニメ。でも(以下、真剣に見た感想が延々と)。
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話はストパンというよりは、プリキュアを「大きいお友達向けに」「4クールではなく1クールで」作り直したような感じ。小動物に言われるまま変身し急に現れる敵を迎撃し続け、気付くと地球を救う話になってる。まさにプリキュア。
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しかし、4クールの1クール化を、要点のみを掻い摘んだダイジェストにするのではなく、
ビビパン第1話〜4話→プリキュア第1話〜4話 ビビパン第5話〜9話→プリキュア第21話〜25話(中盤適当に) ビビパン第10話〜12話→プリキュア第46話〜48話
みたいに、その時の話をそのままぶっこ抜いてきたような内容なので、プリキュアでのキャラが出揃う1合目はビビパンでの4合目だし、キャラ萌えを見せていく暇もほとんど与えられず、これからかというところで急展開な締めがくるのでポカンとするしかなく。2クール予定だったけど1クール打ち切りみたいな流れ。
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プリキュアはあの話数があるからキャラ登場に1話分を費やせるし、キャラ回を何度もやれるから長期的にブヒらせることが出来るのであって、全12話でそれをやったら萌えも内容もスッカスカになるのは当然やろとか。せめてひまわりちゃん変身までを2話でまとめられなかったのか。
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そして、赤は元気系主人公は人気出ないの法則・青は空気・緑は悪目立ち・黒は情報が少なすぎて「この中で選ぶなら黄色だよな…」になってしまうお粗末な消去法的キャラ萌えもアレ。キャラ単体で見ていけば他のアニメとなんら変わらないのに、人気を後押しするだけのエピソードが少な過ぎる。まどかくらいストーリーが牽引してくれればキャラ人気は後からついてくるんだけどそれも無いし。
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あー急展開になる後半の雰囲気はまどかに似てるよなあ。どこか影があると思ったら実はすごいセカイ系の設定を持っていた黒と暖色系主人公の友情物語でした、みたいなのとか。でもまどかはそれに至る経緯で世界観を逼迫させていったからああいう展開も受け入れられたんだろうなあ。ビビパンは後半までの経緯が、お気楽4色と胃に穴が開きそうな黒の二極化だったからなあ。
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ラスボスの理屈も酷いなあ。人類を滅ぼしたい症候群にかかった支離滅裂な屁理屈を「狂っている」だけでスルーしてしまうのは「奇跡が起きたから」くらいご都合主義だし、奇跡で〜ほどの満足感も得られないし、ほんとろくでもない手法だと思う。
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次元エンジンは危険だって言ってるのに、れいの世界はなぜか勝利ボーナスみたいに脈絡無く復活させちゃうし、せめて狂っているなら狂っているなりに一本筋を通してほしいよなあ。全能神レベルのラスボスなら尚更。
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王道でいいから、「次元エンジンは危険だと思っていたけど、お前らからその有用性(次元エンジンと友情を絡めて何とか)を聞き説得されたので、もう少し様子を見てやろう。次元エンジンの稼動にはまだ多くの判例が必要だから、れいの世界も元通りにして様子を見る。でも今度暴走させたらマジ潰すから」くらいは欲しかったなあ。1話だって「次元エンジンはとても便利ですばらしい!」から始まるんだし、そこに帰結させても良かった気がする。
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後半の作画は聞いてた通りアレでしたわね。崩れるのは仕方ないにして、中盤のどうでも良い話とかに持ってきたら良かった気もする。序盤は登場回だし序盤で見限られると一気に人が離れるから崩せないし、中盤はキャラ萌え回だから崩すと萌えてくれないし、後半はシリアスだから崩すと話に集中できないしで、逃げ場も無いから完走しようと思ったけどやっぱり続かなかったイメージ。
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あとあの友情パワーで登場する合体キャラ?、あいつ要らないよね。入れるなら4色で合体するバージョンと黒を混ぜたバージョンの2種でいい。もしくは2人の武器を合体させた新武器を2人で使うとか。全12話にそこまでの要素は要らないだろとか。
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もちろん良かったところもありますわよ?(尻に限らず)エロをけっこう頑張ってたのと、メカメカしくて凛々しい変身シーンが好き。赤が両手突き出してガシンガシンやってるところとか。あとOP/EDも歌・アニメ合わせて好き。
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という訳で。 確か中の人がツイッターで「細かい事は気にせず見てください」みたいな事を呟いてた。確かに細かい事に目を瞑れば許容できる点が多いけど、そういうのはどの作品も一緒で、その欠点をいかに面白さで上書きし「こまけえ事はいいんだよ!」と言わせるかが重要なんですわよね。このアニメには上書きできるだけの魅力が無かったんだと思う。
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放送前から懸けてる感がしていたし、序盤後半はそのままで、その中間にしっかりキャラの掛け合い中心の萌えとシリアス感を高めていくストーリーを盛り込んだ2クールぶっ通しが見たかったとか。そうしたらきっと「細かいところは色々気になったけど面白かった」と言えたと思いますわ。
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