■スパイファミリー感想
スパイファミリーさ、ヨルよりも銀髪ショートを嫁さん設定にしたほうが良くなかった?連載初期は殺し屋の方がキャラ立ってシーンも映えてで良かったんだろうけど、鬼滅の重荷を背負わされてファミリー層に舵切って、正直殺し屋設定持て余してるでしょ?
そもそも全25話でヨルは何人殺したってさ?設定に沿った見せ場といったら包丁さばきと単なる暴力装置くらいでしょ?第一、凄腕の殺し屋だけど天然ドジッ子って無理があるもん。ブラックラグーンだったらこういう隙を見せた奴から死んでくよ?
「(殺しちゃおうかしら…?)」って悩む時にはもう既に殺した後で「(掃除屋さんが来るまでどこに隠しておこうかしら…?)」って悩ませてこそ殺し屋らしさが出るんじゃない?そういう「いかにも」な演出をしていけない時点でもう設定が死んじゃってるんよ。
それだったらもう両方スパイにして、同じ所属なんだけど片方はダブルスパイでした!みたいな騙し合い・偽装家族感を出したほうがタイトルのSPYxFAMILYにも繋がって深みが出たと思うんだけどね。正直なところ、そういう完全に死んでる殺し屋の設定で視聴を切ってたのよ。
もっともうちの子は気にしなかったらしく普通に見てたんだけど、ふとテレビ見たらロイドの後輩っていう銀髪女スパイが真顔のまま「(さすが先輩………好き)」とか言ってて、
ぼく「なにこのキャラ………好き」
ってなったのよ。僕の求めるスパイファミリーがそこにあったのよ。しかもそのあとテニス回で変装(僕の好きなお嬢様調の金髪パッツン前髪)でしょ?「もうこいつでいいじゃん、いやこいつがいいじゃん」って。
別にヨルのキャラ自体は良いと思うんですよ。ただお前の居場所はそこじゃない、せいぜい「お隣さんで、ロイドを殺そうとして送り込まれた殺し屋」くらいのポジションだよ。そこでドジっ子設定を活かすがいいさ。「今日も殺せませんでしたー…」とかうなだれるがいいさ。
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というわけで、スパイファミリーは中途半端に見終わった。この銀髪の人で最初から作り直してくれないかなあ。ていうか元旦の日記がこれかあ。
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